@article{oai:ocuocjc.repo.nii.ac.jp:00000314, author = {Murakami, Charlotte V.T.}, issue = {8}, journal = {沖縄キリスト教学院大学論集 = Okinawa Christian University Review}, month = {Dec}, note = {2010年から2011年に保守党が、外国語か古典語の内一つを再び必修科目として設定したことは、イングランドにおいて少なからぬ議論を巻き起こした。過去50年間、教育学上の大きな転換の大半は、教師たちのずっと期待してきたような成果を生み出さなかったし、もう一度学習を「文法中心」にすべきかどうかにも戸惑いがある。この教育学の変わり目を機に、小論では中世イングランドの言語教育史を刷新した転換が本質的にいかなるものであったのか研究する。フーコーの歴史分析法によりつつ、文法書や対話録の調査を通しその思想体系の解明に照準する。ここで明らかになるのは、文法/翻訳の方法が第二次大戦までの言語学習の全てであったとする思い込みにはあまり根拠が無いということであり、また戦後用いられた方法や概念はオリジナルとは言い難いということである。まず、定式化された文法分析を教育学上重視することから、コミュニケーションとレトリックを重視した表現を駆使することまで、これまでずっとせめぎ合いがあったことを明らかにした後、結論として提言できるのは、いわゆる「文法の回帰」はどうしても避けられないとしても、無味乾燥に活用する必要もないということである。}, pages = {59--71}, title = {Shifts in England's Language Learning History: 'Where do we go from here?'}, year = {2011} }