@article{oai:ocuocjc.repo.nii.ac.jp:00000325, author = {大山, 伸子}, issue = {36}, journal = {沖縄キリスト教短期大学紀要 = JOURNAL of Okinawa Christian Junior College}, month = {Feb}, note = {筆者の先行研究、「宮良長包の音楽教育活動に関する研究(4)-作品研究1(明治・大正篇)-」においては、長包が明治、大正時代に作曲した49曲のうち、旋律が明らかになっている34曲の声楽曲、校歌、団体歌について、作品ごとに解題を行ない、作品研究の第一作目とした。「明治・大正篇」作品の音楽的特徴として、(1)明治期の作品は単旋律や習作が多いが、大正期になるとピアノ伴奏が加えられ、音使いが豊かになり、ポリフォニー音楽として充実してくる (2)沖縄、八重山民謡をモチーフにして作曲する作品が多くなる (3)自作の旋律モチーフを複数の自曲に転用する作曲技法が見られる (4)混合拍子の曲が多い、などが明らかになった。本研究は、その後続研究として昭和期作品を扱い、昭和元年から昭和6年までを前期、昭和7年から長包が没した昭和14年までを後期として2期に区分し、本論文においては、昭和元年から6年にかけて作曲された40曲について、「昭和前期篇」とする。昭和前期の作品を時系列に整理し作品表を作成、その内、現在までに旋律が明らかになっている34曲について、作品ごとに解題を行なう。さらに、筆者が『宮良長包作曲全集』を刊行した際の発掘作品の内容にも言及しながら、長包の昭和前期の作品研究を通して、長包の教育論、音楽論について論述する。本研究の眼目は、戦火で一旦は消失した長包作品に1曲でも多く光を当て、解題を行なうことにより、長包の作品がより明らかになることを目指すものである。}, pages = {39--58}, title = {宮良長包の音楽教育活動に関する研究(5)-作品研究2(昭和前期篇)-}, year = {2008} }