@article{oai:ocuocjc.repo.nii.ac.jp:00000550, author = {玉城, 直美}, issue = {18}, month = {Feb}, note = {本稿の目的は、台湾出身女性、Ipin Chen(陳伊品)イーピンチェンさんの語りを通して、台湾から日本(沖縄)に留学し、彼女の社会運動に関わってきた経験や価値観に焦点を当てていく。その上で、現在の台湾における社会運動のなかで市民がどのように関わり、導かれてきたのかを考察していく。  1980年代に民主化の動きが起こる台湾の中で成長してきた彼女は、2001年に台湾から沖縄の大学に交換留学生として滞在した経験を持つ。留学を終え、台湾に帰国後、日本語話者として日本に関わる台湾企業、日本と台湾を行き来する仕事に就きながら、彼女のライフワークとして社会の開発問題に関わる活動を行っている。  留学後の彼女の生き方、特に東アジアで起こっている社会課題を自分ごととして考え、問題の現場へ仲間と共に訪問しては継続的に交流を行っている。東アジアの運動家とも緩やかにつながる彼女の経験やストーリーを通して、台湾の民主主義の運動に主体的に参加している様子をまとめた。}, pages = {25--40}, title = {台湾女性(Ipin Chen)のライフストーリーにみる社会運動に参加する市民の動き}, year = {2021} }