@article{oai:ocuocjc.repo.nii.ac.jp:00000560, author = {喜舎場 , 勤子 and 松田, 恵子}, issue = {50}, journal = {沖縄キリスト教短期大学紀要, JOURNAL of Okinawa Christian Junior College}, month = {Jan}, note = {本稿は、教育課程総論において、学生へ提出を求めた課題の検証を目的とした。研究方法としては、「教材研究」(課題)を対象にその妥当性を考察した。その結果、学生が入学後の学びを活用し、立案する力を身につけていることがわかった。一方、集団としての子どもに触れる機会の少ない学生も多く、具体的な乳幼児の発達をいかにイメージさせ、習得した知識を用いながら教材を研究し指導案につなげさせるかという難しさが残った。特に、教育(保育)活動を計画する際の「時期」設定については約1/4の学生が無記入であり、意識の希薄さがうかがえた。また、「遊びを通した総合的指導」としての「領域」の理解が弱い学生は、「活動」ありきで立案する傾向にあった。これらの学生は、文書記述の項目でも「学生」が「(活動を)子どもにさせる」という発想が多く、安易に制作系の活動を選択する傾向にあった。教員側の課題としては、「教材研究」の様式作成にあたり、「教材」をいかに定義するかという難しさがあった。定義については様々な解釈が成り立つことから、今回はあえて明確にせず様式を作成した。しかし、どのように「教材」を定義するかによっては、学生へ記入を求める項目が異なってくる。しかるべき場での議論と教員間の情報共有が求められる。}, pages = {73--80}, title = {教育課程総論における授業実践の考察:課題の分析を通して}, year = {2021} }